「言われなくてもやれ!」なんて言ってるうちは、まだまだ半人前だな
はい!ゼンマイです。
学生を卒業してだいぶ経ちますが、なんだかんだ言って部活で築いた人脈ってのは残ってるものですね。とはいえ、やはり音信不通になった人や僕自身から音信を閉ざしている人もいます。もし当時の部活メンバー全員と今でも仲良くしてるなんて人がいたら、僕はその人を心から尊敬します。
じゃあ僕が音信を閉ざしている人はどんな人か?面白いことに、これには全員にある共通点があります。
それは何かっていうと、「それぐらい言われんでもやれ!」が口癖の先輩。あ~、今思い出しただけでも虫唾が走る。
右も左もわからない1年生相手に積極的に行動だの何だの言ったって、わかるわけないじゃないですか。しかも自分は「先輩」という立場の差を笠に着て、「いや、聞かされてないことやれって言ったって無理ですよ」という正当な反論を受け付けない。腐ってますよマジで。こんな歪んだ環境で育てば、そりゃ社畜になりますよ。
この経験から得た僕の教訓は、「言われなくてもやれ!」は指導者が義務を怠った責任を押し付ける、完全なるエゴであるです。僕の中での三大禁句のひとつにしています。
こう言うとですね、「いやいや、なんべん言っても動かない奴には言うに決まってんでしょ」って意見がたまぁにとんできます。なんべん言っても動かない奴には、毎回同じ指示出しますよ僕は。
例えば部活だったら「じゃあ後掃除しといてね」とか、仕事だったら「シフト希望書いといてね」とか。言われないと動かないってことは、言ったら絶対動くってわけです。その指示を出すのを面倒がってはいけない。そんなこともできないなんて、目上として半人前にもほどがありますね。
そんな風に考えてたら、体育会系の価値観を押しつけまくる運動部なんて百害あって一利なしのように感じますが、同窓会なんかで同期や顧問と顔を合わせると、あの頃苦楽を共にした仲ってのも悪くないとか思っちゃうから悩みどころ。う~ん