「一匹狼」と「群れの狼」のどっちが良いかという論争に終止符を打ってみた
はい!ゼンマイです。
学校や会社、そしてプライベートにおいても必ず出てくる話題。それは群れずに生きるか群れを成すのとではどっちが良いかという話題。各々のこだわりや言い分があると思いますが、今回はこの終わりの見えない論争に、僕なりのピリオドを打ってやろうと思います。
先に結論から言うと、群れるほうが良いけれど、相手は選べです。これから書くことは、そのことを念頭に置きながら見てください。
1.完全なるぼっちなどありえない
じゃあ早速群れない派の言い分を、ひとつひとつ丁寧に論破していきましょう。僕がこれまで耳にした群れない派の言い分は以下の通り。人によって表現は違うけど、まあこんなもんでしょう。
一人でいるほうが心地いい
集団の金魚のフンなんてダサい
人間最後は自分の力で何とかしなければならない
まずひとつめとふたつめ。これは単にあなたが比較対象に出している集団が悪い。今想像している集団が、一緒にいて疲れる人しかいないような集団だったり、序列がはっきりしていて下層に属する人を金魚のフンにしてしまうような集団だったりするだけに過ぎません。当たり前ですが、自分が求めるものがない集団に属していたって、そりゃあ無駄に消耗するだけです。群れろというのは、何も烏合の衆になれということではありません。
ここまでで「でも…」と思ったあなた、努力が足りない。本当に気の合う共感者はいませんか?本当に自分の価値を高めてくれそうな人はいませんか?このネットが普及して不特定多数と関われる現代、完全なるぼっちなどありえません。もし「俺は完璧なるオンリーワンで、孤高の一匹狼だ。」と思ってるのだとしたら、それは自分に酔い過ぎています。家族・友人・はたまたいつもブログにイイネをつけてくれる人等々、見えてないだけで仲間はすぐそこにいますよ。
次にみっつめですが、たしかに”最後は”自分の力がモノを言う機会は多々あるでしょう。そんな場はこの先いくらでもあります。だけど、そこに至る過程はどうでしょうか。本当に誰のアドバイスも受けずに0から1を生み出しましたか?本当に誰かからの刺激や影響を全く受けることなく今の結論にたどり着きましたか?答えはもうわかっているので、この話はこのへんにしましょう。
2.貯金がライフポイントなら、人脈は手札だ
じゃあ今度は、群れるメリットを挙げていきましょう。僕の好きな遊戯王で例えるなら、ライフポイントが貯金で、人脈は手札ですね。
遊戯王でもUNOでもいいですが、カードゲームは基本的に手札の数=できることの数です。何が言いたいかというと、仕事にせよ趣味にせよ、関わる人が多ければ多いほど行動の選択肢が広がります。特に仕事。仕事はマジで顔を売って人脈広げた者がオイシイ思いができます。テレビでたまに「こいつ大して面白くもないのに、なんでテレビ出てんの?」ってのがいると思いますが、そういう人は得てして大御所に可愛がられるようにコネを大事にしているもんなんですよ。名刺か何かのCMでもそんなんあったでしょ?
さらに言うなら、何かを変えたければ、環境や人脈を変えるのが一番手っ取り早い。例えば、勉強ができない子が「よっしゃいくぞー!」といくら一人で息巻いても、たぶんそんなに変わらないでしょう。それよりも、がり勉が集まるところに放り込んでやったほうが、どうすればいいかとかどれくらいやればいいかとか嫌でも気づくはずです。「環境や人のせいにするな」とよく耳にしますが、環境や人のせいなんですよこれが。
というわけで、僕は群れるべきか否かと訊かれたら群れるほうがいいけれど、相手は選べという答えになりますね。ささ、つまんない意地張ってないで、自分と合う人をさがしなされ。
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