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ゼンマイの推し事事情

推し事やお仕事に対して、思ったことを書いてます

「何かに縛られて生きるのはイヤだ」という主張が究極にダサい理由

はい!ゼンマイです。

 

いませんか?あなたの周りに「俺は何かに縛られるのはイヤだ」とか「何にも縛られずに生きてる俺かっこいい」とか言っちゃう人。はっきり言って超ダサい。今時ジャンプ漫画の主人公でも言いませんよ。

 

こういう定義があいまいなものに勝手にものさし引く行為はキモいってわかりながら言いますけど、何にも縛られずに生きるなんて無理よ。大学で「俺は縛られるのはイヤ」とか吹聴してるくせに、飲みに誘うと「その日はバイトが…」って言うヤツがいたけれど、思いっきりギッチギチに縛られてますやん。なーにが「縛られたくない」ですか。趣味の延長でギター鳴らしてる程度で「俺、ミュージシャン目指してるんだ」って言ってる人を見たときと同じくらい寒気がします。

 

何がそんなにダサく映るかって、「縛られたくない」って言葉に重みがなくて、ただ単に目の前の課題から逃げてるだけにしか見えないからです。経営者とかアイドルとかでたまに「順位や売り上げだけが全てじゃない」って言う人いますよね。あれと一緒です。僕はそういう主張をする人はみんな二流だと思っています。そんなに決められた土俵の中で戦えないなら、場所を変えなよって言いたい。あなたがもっと活躍できるフィールドなんてゴマンとあるから。

 

それに阿部公房の小説じゃないですけど、人間縛られているほうが案外自由を感じる。完全に束縛から解放されて何をすればいいかわからない時に「何をしよう」って考えることって、想像以上に不自由です。そうでなかったらホームレスはもっとイキイキして、「俺は自由だ!」という喜びをさらけ出しているはずです。でもそんなホームレス見たことありません。むしろやることが決まっていていて、それにわが身を縛っている人のほうが活力に満ちてませんか?「何にも縛られずに生きるなんて無理よ」ってそういうことです。

笑う月 (新潮文庫)

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