ゼンマイの推し事事情

推し事やお仕事に対して、思ったことを書いてます

「本気度が足りない」って、これでも本気なんですけど…

はい!ゼンマイです。

 

ここ最近、というかここ5~6年ぐらいよく言われる言葉があるんです。それが「本気度が足りない」。やれ仕事で休みを取ろうとしたら「本気度が足りない」、やれカードゲームで強くはないけどお気に入りのカードを使ったら「本気度が足りない」、やれアイドルのライブでクソダサい応援Tシャツ着なかったら「本気度が足りない」。仕事や勉強だけに留まらず、趣味や恋愛の場でもめっちゃ言われます。こないだも、そろそろ婚活再開しようと某大手結婚相談所へ行ってみたら、「本気度が足りない」と門前払い食らいました。

 

これについて言いたいんですけど…これでも本気なんですよ、僕。失礼だなっ

 

この人たちの中での「本気」ってのは、たぶん「目的のためなら自己犠牲を伴ってでも成し遂げる」ということなんでしょう。でも僕の中の本気ってのは、「決められた枠内や手持ちのもので、いかに最良の結果を生み出すか」なんですよね。パズドラで例えるなら、”いかに課金に手を出さずに、手持ちのブリパで降臨ダンジョンを攻略するか”みたいなもんです。

 

というか、パズドラの例えを出したついでに言うと、アプリゲームだったらみんな「課金に手を出さず、制限された枠内で何とかしよう」という発想になるのに、なんで他のこととなるとそういう考えができないの?残業だの食費削ってカードやCD買うだの、平気で枠を越えちゃうじゃん。僕にはそれがなんだか気持ち悪い。そして、そういう”枠を越えるか否か”で本気度を測ろうとするのはもっと気持ち悪い。いつまで本気を出すこと=スピード違反をすることって発想なんですか?昭和のヤンキーかよっ。

 

確かに目的のためなら犠牲をいとわないという姿はかっこよく見えるかもしれません。でもそれはしょせん成し遂げた人の自己満足。あなた方の言う”本気”を出さないようにするために本気出してる人を否定する理由にはなりませんぜ。

 

あっ、でもあなた方が犠牲払って得たものを僕が犠牲なしで得た時は、全力で嫉妬してくれていいからね。