「けなすレビューはするな」って思ってるやつ、ちょっと来い
はい!ゼンマイです。
若干時期不相応な話題ですが、中学高校で書かされる読書感想文。僕はあれがヘドが出るほど嫌いでした。なぜって、「この本は面白い」って感想ばかりを強要されて、「この本はつまんない」って感想を書いたら怒られるからです。
いやさ、「世間で流行ってるから試しに読んでみたものの、自分の感性に合わなくてつまんなかった」なんていう作品いくらでもあるでしょ。あくまで一個人の感想なんだから、「つまんない」というのもあって当然だと思います。それを弾圧して良い点だけ挙げろと教育するのは、僕は何だかとても気持ち悪く感じます。
この例に限らず、ネットでもいるでしょ。「けなすレビューはするな」とか、駄目なものを無理やり擁護して褒める人。それはちょっと盲目過ぎるかなぁ。繰り返しになりますが、手にしてみたものの良くなかった商品だって、絶対あるんですよ。それを人様の顔色うかがってさも良いもののようにレビューするのは、結果として見てる人をだましてることになります。そっちのほうがタチが悪くないですか?少なくとも、僕はそんなレビュー見たくない。
それに別の観点から言うと、褒めるレビューはどう頑張ったってオフィシャルには敵わない。そんなの作り手のほうが詳しいに決まってるじゃないですか。素人が越えられるような相手ではありません。逆に自社の商品を自らけなす人って、「明日辞めるから腹いせに」って思ってる人以外そうそういないでしょう。素人が見てもらえるようなレビューを作ろうとしたら、もうそっちしかないんですよ。
だから僕は「けなすレビューはするな」って言うのは、ちょっと違うんじゃあないかなと感じますね。みなさんはどうです?嘘でも褒めたほうが気分良いですか?