ゼンマイの推し事事情

推し事やお仕事に対して、思ったことを書いてます

「頑張って続けます!」と言う人より「今日で辞めます」と言う人のほうが輝いているのは何故だろう

はい!ゼンマイです。

 

これはとある◯◯喫茶でのこと。そのお店に最初に来た時からいろいろ喋ってたキャストさんが、辞める最後の出勤日だって日に来店したんですよ。”もう最後だから”ってことで酒を飲み交わしながら話してたんですが…これが今まで来た中で一番楽しかった。

 

誰かが言ってましたが、人の言葉には”頭から出ている言葉”と”腹から出ている言葉”の2種類がありますが、その時キャストさんから出た言葉は間違いなく”腹から出ている言葉”だった。大学中退した話(これが驚いたことに、僕と同じ大学で違う学部)や彼氏の話、あとはサービス業ならではの「お客さんのことは好きだけど、労働内容が割に合わない」って話やら…最後だからぶっちゃけたってのもあるけれど、それが聞いてて面白かった。少なくとも上っ面な言葉並べ立てるだけの上司との会話より心が動いた。僕もついつい日頃言えないことを吐き出しちゃいましたね。

 

そんな話を聞いててものすごく感じたのが、なんで「頑張って続けます」って言う人より「今日で辞めます」って人のほうが輝いてるんでしょうね。どっかのドルヲタが「花火は消える直前が一番美しい」って例えてましたがまさにそれ。晴れ晴れとしてるんですよねこれが。「環境を変える」というひとつの冒険に、見てるこっちまでワクワクしちゃうんですよ。

 

いや、むしろ逆か。「頑張って続けます」って言う人に限ってものすごく苦痛に満ちた顔をしていて、話もつまらない。必死に言い訳を探して”頭から出た言葉”を一生懸命吐き出している。はっきり言ってダサい。もっと心からの使命感とか想いを出せよ。何が「お客様のため」だ。そんな言葉じゃ人の心は動かんよ。

 

…という最後の批判は、まんま僕自身に対する言葉なんですけどね。全く、何が正しくて何が間違っているのやら。