4年務めて感じる、大企業のメリット・デメリット
はい!ゼンマイです。
今僕は全国2000店以上ある某大企業に、かれこれ4年務めています。転職前の会社がいわゆる地方の中小企業だったので、それとの違いには毎回驚かされます。今回は、そんな大企業のメリット・デメリットについてお話ししましょう。
メリット
まずはメリットから。良いのか悪いのかわかりませんが、多少サボってもばれない。
というのも、組織が大きいぶん個々の部署や担当が細かく分かれていて、お互いよその畑にはあんまり干渉しない。だからちょっとばかしサボったりちょろまかしたりしても、そんなにばれません。
もうひとつは、場所によるかもしれませんが清潔。和式の便器なんかに遭遇する心配はありません。そこは流石大企業。
あとはあれですね。現場に出すまでの教育が徹底している。中小はやっぱり現場主体なところが強く、いきなりしんどい仕事をまかされることがあります。大企業は短くても1週間は仕込みますね。本当に役立つかどうかは置いといて。
そのほかにも仕事に必要な資格も会社持ちで勉強できるのもでかいです。
デメリット
さあここからが本題。たぶんみなさんもこっちが知りたいでしょう。
まずなんと言っても責任逃れのたらい回しが多すぎる。たかが数分で済むような些事でも「担当の者でないとわかりません」。問題ごとが起きたら「上の者に訊いてみないと判断できません」で、いざ上の者に訊いてみたら「現場にいなかったのでわかりかねます」。誰も責任取ろうとせず、他人のせいにばっかり。正直ムカつきます。
もうひとつが尊敬できない人相手に敬意を払わないといけない。みなさんはそこんとこ割り切れると思いますが、僕には結構ストレスです。「〇〇は△△元代表の息子なんだぞ」とか言われても「は?」じゃないですか。誰の息子とか関係なく、そいつ本人の能力について語りたいんだよ。
というか、大きな組織の人間というのは、他人の顔色ばっかりうかがって意見のひとつも言えない人が多い。だから上の人間はどんどんつけあがるし、物事が改善されることがほとんどない。僕は上司相手でも意見つけちゃうんですが、だいたい同調圧力で揉み消されます。「あ、だから賢い人ほどすぐ会社辞めるのか」ってのがわかります。
あとは人をモノ扱いする。使えるだの使えないだの、今どき犬でもそんな言われ方しないですよ。人材の材だって、材料の材ですからね。せめて人間扱いしろ。
ざっとこんな感じですね。まあどんなもんにもメリットとデメリットはあるもんです。自分の肌に合ってるものを選んでください。
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