ゼンマイの推し事事情

推し事やお仕事に対して、思ったことを書いてます

今だから語る、『デジモンクロスウォーズ』のアニメは何がダメだったのか

はい!ゼンマイです。

 

 僕はデジモンアニメが大好きです。今放送されている『アプモン』は局の関係上観れませんが、それ以外は全部観てます。

 

だけど、そんな中で本当に擁護しきれない、駄作の中の駄作がひとつあります。それがデジモンクロスウォーズ』。放送当時から非難ごうごうでしたが、改めて振り返ってみても相当ひどい中身でしたね。

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスローダー

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスローダー

 

 

そこで今回は、放送終了からだいぶ経った今だからこそ言える、クロスウォーズのダメだったところを挙げまくろうと思います。覚悟しろクロスウォーズ。

 

 

まず設定。放送前の事前情報でも相当文句が出ましたが、レベルの概念を取っ払った。

デジモンとは本来育成ゲームで、たまごから産れた幼年期から成長期・成熟期・完全体・究極体の順に進化させていくのですが、クロスウォーズはそのレベルないしランクの概念がない。ポケモンで例えると、「明日からヒトカゲバシャーモが同列扱いになります」と言ってるようなものです。この時点で既に”デジモン”である必要がないんですよね。古参ファンからすると、流石にそれは受け入れづらいです。

 

でも合体ことデジクロスそのものは悪くないんですよ。デジモンにはもともと合体進化(ジョグレス進化)があったから。さらに言うと、さっき挙げたレベルの概念がどうこうという問題も、ストーリーさえ面白ければ何とかなったんですね。

 

そう!クロスウォーズの最大の問題点は、トーリーが壊滅的に面白くない。具体的にどこがつまんなかったか説明しましょう。

 

まずとにかく伏線を張らない。あらゆる出来事がとにかく突発的。何かが発生するのも急で、終わるのも急。第2部である『悪のデスジェネラルと七つの王国』は「ボスは7体」という上限がありますが、それ以外は話に何の進展もない一話完結の話がダラダラ続くだけで、「次回はどうなるの?!」みたいなワクワクが全くありません。

 

僕が特に言いたいのは、主人公のシャウトモン。彼がデジクロスした時の顔はオメガモンそっくりで、進化した時の名前もオメガシャウトモン。例えばここに「オメガモンがとある敵デジモンに負けてしまって戦えないから、シャウトモンに己の力を受け継がせた」みたいな設定や伏線を張ればいいものの、そんなのも一切ない。だからファンからすれば「ただオメガモンの人気にあやかっただけ」にしか見えず、非常に興ざめしてしまうんですね。

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ01 シャウトモン&スターモンズセット

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ01 シャウトモン&スターモンズセット

 

 

人気にあやかると言えば、物語全編通して「過去作の強敵出せば、古参ファンはとりあえず食いつくよなぁ」という姿勢が露骨に見えて寒い。ルーチェモンとかアルカディモンとか、過去主人公に立ちはだかった人気デジモンを出しまくるのですが、その扱いが非常に雑。かつて視聴者にトラウマを与えるレベルの強敵が、ウルトラマンの「今週の怪獣」レベルで倒される姿を観て、何度プッツンしたことでしょう。

 

 

次にこれは面白くないアニメのあるあるですが、登場人物の行動がまるで意味が分からない。特に前半のライバルキャラ・蒼沼キリハは毎週性格が違うと言って良いレベル。前の週では冷静に物事を判断するキャラだったかと思えば、次の週では仲間の犠牲もいとわず特攻するキャラになっていたりと超情緒不安定。おかげで一部ではキチハと呼ばれる有様で、本当ひどかったですね。デッカードラモンのモノの観る目のなさったらもう・・・。

 

そして過去作と比べて決定的に感じるのが、主人公が何も成長しない。デジモンアニメの良さって、「子どもたちが何かしらのケンカ・葛藤を覚える→パートナーデジモンの後押しで葛藤を乗り越える→それにデジヴァイスが応える→デジモン進化→子供たちも一歩成長する」のサイクルなんですよ。ですがクロスウォーズには、この黄金サイクルが全くない。主人公・工藤タイキは最初から完璧人間で、周りも彼のイエスマンばっかりで、葛藤も衝突もないんですよ。そらつまらんって。だって、感情移入できるところが皆無なんですから。

 

 

他にも「作画が雑」とか「ゲスト声優の人選が悪い」とか「玩具の出来がサイアク」とか「感動の押し売り」とか「30分の中でキャラを動かしきれていない」とか、言い出すとキリがないです。マジで誰がこれでゴーサイン出したのって言いたくなるレベルでしたね。だから今後デジモンについて語る際に、クロスウォーズの名が出ることは絶対ないです。デリートデリート

 

遊戯王にハマりまくったデュエリストが、映画『ちはやふる』を観た結果

はい!ゼンマイです。

 

今回はちょっぴり今さらですが、映画『ちはやふる』を観たのでそれについて。

ちはやふる-上の句-

ちはやふる-上の句-

 
ちはやふる-下の句-

ちはやふる-下の句-

 

 ※先に言うと、僕は原作未読派です。それ前提で見てください。

 

 

まず面白いかどうかで言うと可もなく不可もなく。テレビでやってたら観るけど、劇場では観ないかなぁってかんじ。

 

時に僕はカードバトルはカードバトルでも、遊戯王にめっちゃハマってた身(競技かるたをカードバトルって言って良いのかわかりませんが…)。ただ感想述べてもアレなので、今回は遊戯王と比べてみて思ったことを書きましょうかね。

 

一番感じたのが、そんなんしたらカード痛むやんです。これは『ちはやふる』というより競技かるたに対する感想ですね。「いや、これはそういうゲームだから」と言ったらそれまでですが、一枚一枚のカードを何重ものスリーブで保護して紙幣よりも大切に扱っているデュエリストとしては、そんな投げるの抵抗ないのかなぁって思います。え?海馬やクロウとか、カードを手裏剣みたいに投げるやんって?聞こえない聞こえない。

 

もうひとつ思ったのが、一回一回の試合シーンの差別化に苦労してるなぁです。カードバトルの対戦シーンって、何も考えずにやるとすんごい単調になっちゃうんですよ。遊戯王もそこんところかなり苦心していて、指芸や煽り台詞、はてはバイクに乗りながら(?!)デュエルしたりしています。

遊戯王ファイブディーズ Dホイール 遊星号

遊戯王ファイブディーズ Dホイール 遊星号

 

そこんところ『ちはやふる』はどうかというと…試合シーンはにわかがばれない程度の描写に留めて、他のシーンに注力したって感じ。でもこれは無理ないと思います。劇中でもそんな揶揄がありましたが、競技かるたは言うなればイントロ早押しクイズ。戦術に違いを出せるとしたら、せいぜい”利き手が違う”ぐらいで、プレイスタイルをキャラごとに違いを出すのが難しいんですよ。だから、キャラごとの強みや弱点といった描写はほとんどなし。「どっちが不利か有利かはBGMで察してくれ」レベルです。

 

と、いうことで試合以外のシーンに注力するわけなんですが、そこでも気になる点が。作中、特に後半で繰り返し「お前は何のためにかるたやってんだ?」みたいな台詞がよく飛び交っていたのですが…そんな使命感持って部活やってる人いませんって。

プロを目指しているとかダークシグナーと戦うためとかならまだしも、ゲームの部活やるのに深い理由持ってる人なんていないでしょ。僕だって「じゃあなんでお前はそんな遊戯王に一生懸命なんだ?」とか訊かれても、「楽しいから」以上の答えなんて出ませんよ。他に思いつくとしたら…「勧誘されたからなんとなく」ぐらい?何にせよ、そのメッセージや問いかけには感情移入できません。

 

 

え?可もなく不可もなくと言うわりにはイチャモンばっかやんって?良いでしょう!良いところを挙げましょう。と言っても、これはみなさんと同意見すぎて語るまでもないことなんですが…

 

 

 

 

 

 広瀬すずがメッチャかわいいっ!

 

もうこれでなんでも許せちゃうでしょ。もう話の粗とか広瀬すずのかわいさに比べたら些事の中の些事。お気づきかもしれませんが、この映画は広瀬すずを眺め愛でるためだけの映画です。それが原作未読派の意見ですね。

 

 

見返りを求めないようにするだけで、精神はほとんど消耗しなくなる

 

はい!ゼンマイです。

 

なんだかんだで来週にはアラサ―に突入してしまうってことでね、いっちょまえに処世術のひとつでも語ろうと思います。

 今回言いたいのはタイトルの通りです。見返りを求めないようにするだけで、あなたの精神消耗は大きく抑えられます。

 

 

ものすごーい身近なたとえで言うとTwitterFacebook。いませんか?「俺はいっつも”いいね”押したり返信したりしてるのに、あいつは全然してくれない」とイライラしてる人。それですよ、それ。全くのムダですから。個人が勝手にあげている内容にいちいち反応しなきゃならないルールなんてないし、あげた内容に全員が全員共感するわけじゃないですから。「より”いいね”されるためにネタの精度を上げよう」とか、「相手が欲しがりそうな情報は何か」とか考えているならまだしも、絶対そこまで考えてないでしょ?そんなかまってちゃん相手するほど、みんな暇じゃないですよ。

 

あとは職場の上司。何かにつけてメシをおごって恩を売ろうとするヤツ、いるでしょ?あれなんて本当サイアク。自分が勝手にメシ誘っといて、自分が勝手に払っといて、「おごってやったぶん、明日からがんばってくれよ」とか言っちゃうでしょ?部下からすれば「はぁ?」じゃないですか。どこの悪徳セールスマンだよ。そんなことしなくていいんで、普段のパフォーマンスで背中見せてください。

それに、僕も上司になって、というかその前から気づいていたけど、”メシをおごる”という行為に対して、おごる側が思っているほどみんな恩義なんて感じてないから。感じる必要もないけどね。

 

 

他にも例はあるけどもこのへんで。何が言いたいかっていうと、あなたの人間関係についての悩みの原因って、「自分の貢献度に対して、相手からのリターンが小さすぎる」じゃないですか?確かにそれでムカつくっていうのはわかります。特に専業主婦とかだったら本当に見返りがないから、「たまには感謝の言葉のひとつぐらいあっていいんじゃない?」って思うでしょう。

 

でもねぇ…僕に言わせれば、見返り目当ての善行なんて超キモい。労働みたいに契約によって成り立っているギブ&テイクならまだしも、そうでもないのに主体的に動いたうえで見返りを求めるなんて、押し売り以外の何物でもありません。求めること自体が間違いなんですよ。

 

それに施すにしたってもさ、好きでもない人に施しを与えるのってしんどいじゃん。何か自分がそいつに媚びているみたいでさ。僕だったら絶対自分で自分のことが嫌になります。「人間関係を最も円満にする方法は、相手を無理に好きになろうとしないこと」と誰かが言ってましたが、余計なことはしないに越したことないんですよ。

 

もちろん誰かのために動くこと自体は間違ってはいないんですよ。ただ、それはあなた個人が勝手にやっているだけだってことを忘れてはいけませんってハナシ。

 

 

 

 

 

 

 

これまでにやったAKBのアプリゲームをまとめてレビュー【ステファイ・音ゲー・AiKaBu】

 

はい!ゼンマイです。

 

AKB48って本当にいろんなことをやっていて、アプリゲームもいろいろ出してます。

今回は、僕がこれまでにやったAKB48のアプリゲームをまとめてレビューしちゃいます。

 

1.AKB48ステージファイター

play.google.com

僕の知る限り一番最初かつ一番長く続いているゲーム。初期のCMがめちゃくちゃカオスだったのが印象的。

 

www.youtube.com

中身はGREE最盛期によくあった、強力なカードを並べて殴るだけのカードバトル。戦略性なんて微塵もありません。

だけど、このゲームが良かったのはリアル連動企画をふんだんに盛り込んだこと。例えば、バトルイベントで上位に入ったプレイヤーの推しが楽曲やCMの選抜に入ったり、AKBカフェでコラボメニューを注文すると課金アイテムが入手できるコードがもらえたり。あとはチャット機能を使って、総選挙の中継や歌番組をファン同士で愛であったりできるのが楽しかったですね。

君のために僕は・・・

君のために僕は・・・

 とはいえ、やっぱりカードゲームとしての面白みがなかったのが痛かった。パズドラやモンストみたいに、カードごとのスキルがきっちり差別化されてるようなものと比べると、薄味と言わざるを得ないですね。

 

そしてこれは他のゲームにも言えますが、卒業・脱退したメンバーのカードが腐る。生身の人間を題材にしてる以上仕方ないですが、痛いものは痛い。

 

あとはチャット機能があるコンテンツの宿命ですが、どうしても民度の低い人間が荒らしまわる。僕も結局それに嫌気がさして辞めました。

 

☆総評☆

画質〇

ゲーム性×

ファン的に楽しめる度〇

オススメ度△

 

 

2.AKB48グループ ついに公式音ゲー出ました。

 

akb48game.jp

もうタイトルの通り。曲に合わせてポチポチするゲームです。

これの良いところは何と言っても、AKB48SKE48NMB48HKT48のモード切替えが可能。ひとつのアプリで全グループの楽曲が楽しめます。

あとは楽曲のチョイス。シングル曲から公演曲まで用意してあって、かなり満足できます。

 

ただ、ちょっぴり気になるのがメンバーのグラフィックが時代に追いついてない渡辺麻友のグラフィック、いつまでツインテールのままなんですか。

あとは容量が重すぎる。通信制限入ると全く遊べません。遊ぶ時はWi-Fi必須。

 

ただ、ゲームとしての満足度は非常に高いです。もしAKB48のアプリでどれがおすすめかと訊かれたら、間違いなくこれです(ちなみに僕は、せっかく課金までして築き上げたガチパがメンテ明けに初期化されてしまってからやってません)。

 

☆総評☆

画質◎

ゲーム性〇

ファン的に楽しめる度〇

オススメ度◎

 

 

3.AiKaBu

 

aikabu.jp

ついこないだ、突然配信開始のメールが来てやってみたアプリ。メンバーの株をゲーム内マネーで買って支持率を競わせるゲームなんですが…これが近年まれに見る残念ゲーム。

 

まず株に関してですが、みんな推しの株を買うだけ買って売らないから、完全に放置ゲーとなる。ゲームとしてやることがマジで何もありません。

 

そんでたまったゲーム内マネーでガチャを回せるんですが、これで手に入るのがただの画像だけ。レアリティもなければ、何かが有利になったりもしない。ちっともドキドキしません。

 

とどめは大したグラフィックでもないのに無駄にロード時間が長い。本当に褒めるところがないんですよ、このゲーム。紹介ページには、今後これを使ったリアル連動企画をやっていくというふうに書いてありますが、この調子だと明日には削除です。

 

☆総評☆

画質〇

ゲーム性×

ファン的に楽しめる度×

オススメ度×

 

以上の三つです。この他にもいろいろありますが、もしオススメのアプリがあったら教えてください。

平和ボケしてようがしてまいが、社畜は今日も残業し、遅刻する奴は遅刻する

はい!ゼンマイです。

 

なーんかここんとこお近くの島がバチバチしてて、”もしもの時”は日本も巻き込まれるんじゃないかってヒヤヒヤしてますよね。おあつらえ向きに、ちょうど今サンテレビコードギアスの再放送やってるから、よけい不安が煽られている毎日です。

今回はそれについて…ではなく!こういう時に必ずと言っていいほど現れる「日本人は平和ボケしすぎ」とか言うヤツ。そいつらに物申したいっ。平和ボケしてようがしてまいが、今日やることは変わんないでしょうよ。

 

え?何?「いつアメリカと北朝鮮が戦争するかわからないから学校休みます」って言うの?万が一ミサイルが飛んできても逃げられるように防空壕せっせと掘ってるの?それとも国外逃亡の算段立てて飛行機の予約入れてるの?そんなことせずにいつも通り会社や学校へ行って、いつも通り怒られているでしょ。要は、一大事に対する意識や行動力が低いんじゃなくて、事が大きすぎて個人の力じゃどうしようもないんですよ。例えば「会社が1億の赤字で、いつ倒産するかわからない」っていう状況を、末端の平社員1人の力で覆そうったって無理じゃん。ダサい表現で言うと「詰んだ」です。

 

ってなったら、もうせめて片付けられる今日のルーティンワークに徹するほかないじゃないですか。そんなもんです。ただ、もし「死ぬまでに一度はやってみたい」ってものがあったら、そろそろ重い腰のあげ時じゃないですかね。というわけで、さあ早速有給休暇の交渉をしてみましょう!

 

元NMB48 岸野里香のバンド『Over The Top』のお披露目会に行けないから、誰か代わりに行ってきて

はい!ゼンマイです。

 

知ってる人は知ってる話なんですが、元NMB48岸野里香Over The Topなるバンドを組んで活動開始して、そのお披露目会が明日4月15日に大阪のどっかで行われるそうです。

over-tt.com

 

 

いやもうね、誰か代わりに行ってきて。なんでこんな日に仕事なんだよっ

 

僕結構岸野里香を応援してたんですよ。兵庫県民だし、粗めの関西弁が耳に心地よかったし、近所のイトーヨーカドーの中にあるCDショップがめちゃくちゃプッシュしてたし(詳しくは、”新星堂 加古川店 岸野”で検索)。それに、卒業後に歌手デビューするとか女優に専念するとか言ったっきり音沙汰無しになる人が多い中、こうやって音楽活動始めるって情報を耳にするだけでも嬉しいもんです。純粋に応援したくなります。

 

 楽曲はすでにiTunesでダウンロードできます。早速僕も聴いてみましたが、思っていたよりクセもなくてアリですね。なんかジャンプ漫画がアニメになった時のエンディング曲っぽいです。今日もこれ聴きながら出勤しました。

僕らの旗

僕らの旗

 

ただ、一個心配なのが、女性ボーカル1人にそれ以外男性っていう組み合わせ。あえてあれこれ名前はあげませんが、この組み合わせって、人気は得やすいけどだいたい後味悪い幕引きするんですよねぇ。願わくば長持ちしてほしいもんです。日曜日にライブやる時は絶対行くっ。

 

「本気度が足りない」って、これでも本気なんですけど…

はい!ゼンマイです。

 

ここ最近、というかここ5~6年ぐらいよく言われる言葉があるんです。それが「本気度が足りない」。やれ仕事で休みを取ろうとしたら「本気度が足りない」、やれカードゲームで強くはないけどお気に入りのカードを使ったら「本気度が足りない」、やれアイドルのライブでクソダサい応援Tシャツ着なかったら「本気度が足りない」。仕事や勉強だけに留まらず、趣味や恋愛の場でもめっちゃ言われます。こないだも、そろそろ婚活再開しようと某大手結婚相談所へ行ってみたら、「本気度が足りない」と門前払い食らいました。

 

これについて言いたいんですけど…これでも本気なんですよ、僕。失礼だなっ

 

この人たちの中での「本気」ってのは、たぶん「目的のためなら自己犠牲を伴ってでも成し遂げる」ということなんでしょう。でも僕の中の本気ってのは、「決められた枠内や手持ちのもので、いかに最良の結果を生み出すか」なんですよね。パズドラで例えるなら、”いかに課金に手を出さずに、手持ちのブリパで降臨ダンジョンを攻略するか”みたいなもんです。

 

というか、パズドラの例えを出したついでに言うと、アプリゲームだったらみんな「課金に手を出さず、制限された枠内で何とかしよう」という発想になるのに、なんで他のこととなるとそういう考えができないの?残業だの食費削ってカードやCD買うだの、平気で枠を越えちゃうじゃん。僕にはそれがなんだか気持ち悪い。そして、そういう”枠を越えるか否か”で本気度を測ろうとするのはもっと気持ち悪い。いつまで本気を出すこと=スピード違反をすることって発想なんですか?昭和のヤンキーかよっ。

 

確かに目的のためなら犠牲をいとわないという姿はかっこよく見えるかもしれません。でもそれはしょせん成し遂げた人の自己満足。あなた方の言う”本気”を出さないようにするために本気出してる人を否定する理由にはなりませんぜ。

 

あっ、でもあなた方が犠牲払って得たものを僕が犠牲なしで得た時は、全力で嫉妬してくれていいからね。